自閉症児向けスケジュールとカレンダーの販売を開始

株式会社古林療育技術研究所(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:古林 紀哉)は、2016年3月18日に、自閉症児の家庭療育に欠かせない支援グッズとして、コバリテ視覚支援スタートキットの販売を開始しました。このスタートキットは、ユニットボード、カードフォルダー、絵カードセット、終了ボックスからなり、自閉症児の療育でもっとも効果があるとされている視覚支援の手法を、一般家庭でも容易に開始できるように独自開発してセット化したものです。販売は同日オープンの当社直営のインターネットショップ「ザ・プロンプト・ショップ」(URL: http://shop.theprompt.jp/)で行います。
自閉症 視覚支援 カレンダー スケジュール 絵カード

コバリテ視覚支援スタートキットは、
1)オールインワン製品で、届いたその日から視覚支援を開始できる
2)絵カード作成にかかる手間を大幅に削減できる
3)調和のとれたトータル設計と落ち着いた色合いによるオシャレ感
4)手先が不器用なお子様に配慮した、生活スキルの向上

というメリットを追求した製品です。

自閉症のお子様の家庭療育には、イラスト化したカレンダーや生活スキルの手順書が欠かせません。しかし、市場には購入してすぐに使用できるスケジュール、カレンダー、絵カードがほとんどなく、自閉症のお子様のいる家庭では、そのような支援グッズの手作りを余儀なくされていました。また、ご家庭では、お子様の日常生活の手助け、家庭療育に必要なグッズの作成、お子様のパニック行動への対応、など多くの困難がありました。

コバリテ製品は、スケジュールやカレンダーなどの視覚支援に必要なグッズを共通化して提供することで、自閉症のお子様の生活スキルの向上と、ご家庭の負担軽減を支援します。

そして、自閉症のお子様を持つご家庭の時間の余裕を生み出すことに寄与します。

コバリテ視覚支援スタートキットは、ご家庭の状況に応じるために、3種類のセット・モデルが用意されています。

【デラックス】 ユニットボード4枚、他:55,000円
【スタンダード】ユニットボード2枚、他:33,000円
【エントリー】 ユニットボード1枚、他:20,000円
(各、税別の希望小売価格)

<写真1: 縦でも横でも使えるユニットボード>

自閉症 カレンダー スケジュール 視覚支援 ボード
<写真2: 扱いやすいカードフォルダー>

自閉症 絵カードフォルダー カレンダー スケジュール 視覚支援

<写真3: ネットショップ「ザ・プロンプト・ショップ」>

ネットショップ 自閉症 視覚支援 スケジュール カレンダー

インターネットショップ「ザ・プロンプト・ショップ」(URL: http://shop.theprompt.jp/)では、2016年3月31日まで開店記念セールとしてコバリテ視覚支援スタートキットを特別価格でご提供しています。

なお、当社のビジネスおよび本製品に関して、第5回OICHIビジネスアワード(2016年1月23日開催、さくらWORKS関内(横浜市中区相生町3)に於いて、NPO法人「協働労働協会OICHI」(神奈川県横浜市)主催)で発表を行い、グランプリを受賞しています。

追記:
製品の詳しい内容と効果については、こちらをご覧ください。

※視覚支援とは、指導者がイラストや文字を使って、自閉症児の生活活動を指示したり、コミュニケーションを図る手法です。1日のスケジュール、カレンダー、身の回りの手順、などに使われています。

製品に関するお問い合わせ

株式会社古林療育技術研究所 古林
TEL: 045-903-0885
E-mail: info@kobarite.co.jp