ニュースリリース
報道関係各位
2018年7月3日
株式会社古林療育技術研究所
福祉総合イベント「ヨッテク」で、
自閉症向け絵カード作りが体験できます
〜 最新技術で絵カードを“誰でも・10分で”！ 〜
株式会社古林療育技術研究所（所在地：横浜市、代表取締役：古林紀哉）は、7月20日・21日開催の福祉総合イベント「ヨコハマ・ヒューマン＆テクノランド2018」（愛称：ヨッテク、場所：パシフィコ横浜、主催：社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団）に自閉症向け行動支援ボード「コバリテ視覚支援スタートキット」を出展し、ブース内に自閉症の子どもの保護者向けに「絵カード作り体験コーナー」を設けます。
予定を絵カードで示す行動支援は効果が大きい半面、子どもにも扱いやすい絵カードを予定の数だけ手作りするのは保護者にとって難しく、絵カードを使う支援の障害になっています。
当製品の絵カードは、磁石を付けたカードフォルダーに紙のカードを入れて使う独自構造（特許出願中）です。子どもでもつかみやすいこと（写真①）と、内容が変えられること（写真②）が特徴です。
また当社は、最新のWeb技術を組み込んだ絵カード作成サイト「絵カードセンター」（写真③）を無料公開しています。スマホだけで紙の絵カードが作れるのが特徴です。
独自構造のカードフォルダーというハード技術と、「絵カードセンター」というソフト技術を組み合わせ、スマホがあれば誰でも10分で自閉症の子どもに適した絵カードを作れます。当イベントで絵カード作りを体験してもらい、絵カードを使った支援の普及に努めます。
写真①つかみやすい形 写真②内容が変えられる構造
写真③④絵カード作りが簡単な「絵カードセンター」
【コバリテ視覚支援スタートキット】
自閉症児をもつ代表が開発した、絵カードとスケジュールボードを用いて自閉症児のQOL（生活の質）を改善するグッズです。子どもには使いやすく、お母さんや支援者には準備労力が少ないというメリットがあります。自作グッズでは生活の改善効果が出ない、という悩みを解消しました。（発表： 2016年1月）
販売累計： 704セット（2018年6月末現在）
モデル： スタンダード、バリュー、デラックスの3種類
価格(税抜): 33,000円、44,000円、55,000円。
受賞等： 2016年9月 グッドデザイン賞受賞
2017年10月 横浜市販路開拓支援事業の支援対象に認定
2018年 2月 かわさき基準(KIS)認証福祉製品に認証
詳細： https://www.kobarite.co.jp/products/start_kit/
【絵カードセンター】
絵カードを簡単に作るためのWebサイトで、スマホやPCからインターネットで利用可能です。豊富なイラスト、画像検索結果、およびスマホで撮った写真から絵カードを作ることができます。絵カードデータは写真L版形式なので、街の写真屋さんでもプリントが可能です。自宅にパソコンやプリンターがなく絵カードを増やせない、という悩みを解消しました。（公開：2017年4月）
利用状況： 15,000枚作成（月平均）
URL: http://theprompt.jp/picturecards/
【ヨコハマ・ヒューマン＆テクノランド（愛称：ヨッテク）について】
横浜で、2001年から16回の開催を誇る市域最大級の「福祉の総合イベント」です。主催は、横浜市の外郭団体で社会福祉法人である横浜市リハビリテーション事業団です。また、横浜市（健康福祉局・こども青少年局）およびパシフィコ横浜の共催を得た公益性の高い、公的な性格をもつイベントです。ヨッテクは、障害児・者や高齢者の豊かな生活や社会参加の可能性を常に新しい視点で探り、未来に向けた様々な情報・サービスを分かりやすく発信しています。
URL: http://yotec.jp/
【株式会社古林療育研究所について】
所在地： 横浜市青葉区あざみ野4-16-1
代表者： 古林紀哉
設 立： 2015年11月
資本金： 300万円
電 話： 045-903-0885
ホームページ： https://www.kobarite.co.jp
代表者略歴:大阪大学卒、同大学院修了。博士(工学)。日本電気、野村総合研究所を経て独立起業。
※当社では取材のお申込みを随時受け付けております。
このプレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社古林療育技術研究所 担当：古林
TEL： 045-903-0885
E-mail： info@kobarite.co.jp