動画時間:1分50秒
古林療育技術研究所では、自閉症のお子様のいる家庭で視覚支援を始める最適な支援グッズのシリーズを開発しました。これまで、お子様への視覚支援は効果の高い療育方法であると広く認識されていましたが、準備が大変なため視覚支援の普及が進んでいませんでした。当社は、一般の家庭でも簡単に視覚支援が始められるよう、必要なグッズを専用設計したことにより、お子様の使いやすさと、ご家族の負担軽減の両方が期待できます。
コバリテユニットボード
縦でも横でも使えるボードで、スケジュールやカレンダーとしての利用に最適です。
朝の支度や午後のスケジュール、生活スキルの手順書として使うときは縦置きで。カレンダーとして使うときは横置きで使います。単一のユニット式なので、用途ごとに別々のボードを用意する必要はありません。
磁石でピッタリつくため、連結させながら増やして利用できます。
商品コード:KOBARITE-UB-01
サイズ: 42.4 x 21.2 x 1.0 (cm)
重量 : 333g
希望小売価格:8,800円(税込)
コバリテカードフォルダー(24個入)
カードフォルダーでは、独自のスイッチ型形状を採用しています。カードフォルダーにタブがあることで、ボードに貼り付けることも、ボードから剥がすことも片手で簡単にできます。手先が不器用な自閉症のお子様のために技術力を発揮しました。
フォルダーと絵カードの分離により、紙の絵カードを準備すれば、すぐにボードに貼ることが出来ます。紙の絵カードをラミネートしていた、お母さんお父さんの苦労は、もう必要ありません。(特許6725784)
商品コード:KOBARITE-CFP-01
サイズ: 4.7 x 3.9 x 0.4 (cm)
重量 : 4g
希望小売価格:5,500円(税込) [24個]
コバリテ絵カードセット(スタートパック)
コバリテ製品に採用した絵カードのイラストは、オリジナルで自閉症児者向けに作成したものです。自閉症児者特有のイラスト認識の妨げになる不要部分の削除と、今風の生活様式に合わせたデザインにこだわりました。コバリテ製品では女のお子様やお嬢様のために、男児だけでなく女児のイラストも用意しました。(絵カード一覧表)
商品コード:KOBARITE-PCP-02
絵カードサイズ: 3.5 x 3.5 (cm)
絵カード枚数 :240枚 (含:ブランクカード)
希望小売価格:8,250円(税込)
コバリテ終了ボックス
生活スキルの実行中に終わったタスクの絵カードを入れるための箱や、ちょっとの間ボードに掲示したくない絵カードをしまっておく箱が視覚支援には欠かせません。コバリテの終了ボックスは、ユニットボードに調和するようにシンプルに作りました。
商品コード:KOBARITE-FB-01
希望小売価格:1,650円(税込)
コバリテ視覚支援スタートキット
【デラックス】
ご家庭でのスケジュールはバッチリ!
ユニットボードが4枚のモデルです。
朝の支度スケジュール表、帰宅後のスケジュール表、および、二週間分のカレンダーとして使うことができます。
【バリュー】
ご家庭にジャストフィット
ユニットボードが3枚のモデルです。
初めのうちは3枚のボードを、朝の支度スケジュール表、帰宅後のスケジュール表、一週間カレンダーに使います。
お子様が1日の流れが身についてきたら、3枚のボードを朝の支度スケジュール表と、二週間のカレンダーに使いましょう。
【スタンダード】
これから始めるご家庭用
ユニットボード2枚のモデルです。
朝や帰宅後のスケジュール表としても、週間カレンダーとしても使えます。
販売は、当社の通販サイト【ザ・プロンプト・ショップ】
https://www.theprompt.shop/ で行っています。
上の画像をクリックすると、
リーフレットをダウンロードできます。
従来の手作りの問題を解決した方法
これまで、自閉症児向けの絵カードは手作りしか方法がありませんでした。
マグネットシートで簡単に作れると思う人も多いでしょう。例えば、マグネットシートでカレンダーボードと絵カードを作ると次のようになります。作るのは難しくはありません。
ボードは、市販のホワイトボードを利用します。数字や曜日は、市販のマグネットシーがあります。絵カードには、オフィス用文房具のマグネットシート・ラベルを利用すると、中身の紙の部分を入れ替えて、絵カードに利用することができます。
マグネットシートは、ボードにぴったりとくっつきます。自閉症の子どもが使う絵カードとスケジュールボードでは、頻繁に絵カードを子どもが動かすことが求められるます。自閉症の子どもは、手先が不器用なので、マグネットシートをなかなか剥がすことができません。そのため、絵カードをマグネットシートを使って作っているご家庭はほとんどありません。
これまで、ご家庭で作っていた絵カードは、マジックテープを使っています。
ボードは、市販のホワイトボードまたはコルクボードを利用します。カードを貼り付けるために、ボード側にマジックテープのフック面を貼り付けます。絵カードは一旦紙で作って、ラミネートフィルムとラミネーターで補強します。最後に絵カードの裏面にマジックテープのループ面を貼り付けます。簡単そうに見えますが、ボードを作るのも手間がかかりますし、絵カードを作るのもかなりの手間がかかります。
マジックテープ式の絵カードの利点絵カードの裏面にマジックテープを貼り付けてあるので、絵カードとボードとの間に5mm程度の隙間ができます。この隙間があるために、手先が不器用な自閉症の子どもでも簡単に絵カードを剥がしたり、貼ったりすることができます。
コバリテの画期的な構造の、カードフォルダーをご紹介します。(特許6725784)
コバリテのカードフォルダーは、上部に小さなタブが付いています。
このタブをチョット押すと、カード本体の下側が跳ね上がります。ここに、ボードとカードとの間に隙間が生まれるわけですね。この跳ね上がりがあるので、手先な不器用な自閉症の子どもでも簡単に絵カードを剥がしたり貼ったりができます。
コバリテのカードフォルダーは、中身のカードを差し替えて使うことができます。これまでのように、ラミネーターで絵カードを補強する苦労は必要ありません。手作りの絵カードの中身を作ったら、直ぐにカードフォルダーに入れて使うことができます。
また、マグネット式なので、このカードフォルダーは市販のホワイトボードや冷蔵庫の扉にもくっ付けて使うことができます。