ニュースリリース
報道関係各位
2017年10月27日
株式会社古林療育技術研究所
「コバリテ視覚支援スタートキット」が
横浜市の販路開拓支援事業の認定を受けました。
〜 誰もが成果を出せる自閉症児支援の普及を目指します 〜
このたび株式会社古林療育技術研究所(所在地:横浜市、代表取締役:古林紀哉)の自閉症支援グッズ「コバリテ視覚支援スタートキット」が横浜市の販路開拓支援事業の支援対象に認定されました。今後、従来の家庭向けに加えて、学校現場での知的障害児支援への活用を進めて行きます。
当商品は、自閉症児をもつ代表が開発した、絵カードとスケジュール表を用いて自閉症児のQOL(生活の質)を改善するグッズです。つかみやすいデザインと、絵の種類を簡単に増やせる構造(特許出願中)を兼ねそなえた絵カードが特徴です(写真②③参照)。またオールインワン製品であり、自作グッズで改善効果が出ない悩みを解消します。2016年1月の発表以来、家庭向けとして388セットの販売実績があります(本年9月末現在。33,000〜55,000円)。
学校現場ではスケジュール表を使った支援方法を理解している人材が少ないことと、不完全な手作りグッズでは支援成果が出ないことが課題となっています。当商品の活用により、知的障害児が過ごしやすい学校環境の整備が可能となります。
【横浜市の販路開拓支援事業について】
横浜市では、中小企業新技術・新製品開発促進事業(SBIR)の一環として、販路開拓支援事業を行っています。販路開拓支援事業では、《トライアル発注型》《販促活動支援型》の2つの区分において、優れた商品や技術を生産又は保有する事業者を販路開拓支援の対象事業者として認定し、展示会出展等への助成やコンサルタントの派遣など各種支援メニューを提供します。
平成29年度は、行政現場での活用が見込まれる新商品(トライアル発注型)で3社、社会的な課題の解決に寄与する商品又は技術(販売促進支援型)で9社が支援対象として認定されました。
■横浜市平成29年度 販路開拓支援事業認定対象商品ホームページ
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/shien/sbir/20171025120159.html
【株式会社古林療育研究所について】
株式会社古林療育技術研究所は、重度自閉症の子どもの父親である古林紀哉(こばやしのりや)が2015年11月に51歳で設立。横浜市の融資制度「シニア応援資金」を利用し、自閉症支援グッズ「コバリテ視覚支援スタートキット」を開発。2016年1月に同製品を発表。同年9月に同製品が2016 年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞。公益財団法人横浜企業経営支援財団(中小企業支援法に基づき、横浜市長から指定を受けた支援機関)の中小企業支援コンシェルジュのサポートを活用しながら事業を運営。主な販売チャネルは、インターネット直販。購入者の9割は自閉症の子どもをもつ一般家庭。本年9月末現在「コバリテ視覚支援スタートキット」(33,000〜55,000円)の販売累計は388セット。
所在地: 横浜市青葉区あざみ野4-16-1
代表者: 古林紀哉
設 立: 2015年11月
資本金: 300万円
電 話: 045-903-0885
ホームページ: https://www.kobarite.co.jp
代表者略歴: 大阪大学卒、同大学院修了。博士(工学)。日本電気、野村総合研究所を経て独立企業。
※当社では取材のお申し込みを随時受け付けております。
このプレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社古林療育技術研究所 担当:古林
TEL: 045-903-0885
E-mail: info@kobarite.co.jp
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