代表者プロフィール


3つのポジショニング
🏠 重度自閉症児を育ててきた父親
2001年生まれの三男は重度自閉症です。妻と共に20年以上にわたり、三男の療育に取り組んできました。
パニックと癇癪が絶えない日々の中で、療育機関に通いながら、家庭でも支援を続けてきました。絵カード3,000枚超を自作し、様々な支援グッズを手作りする中で、三男との暮らしは穏やかな日常になっています。そして、準備負担の少ない「本当に使いやすい製品」の必要性を痛感してきました。

実体験に基づき暮らしに役立つ支援を追求し続けています。
🎨 コバリテ開発者
自閉症児のためのスケジュールボード&絵カードセット「コバリテ視覚支援スタートキット」を開発。コバリテは国内初そして現在でも唯一の届いてすぐに使えるオールインワンの、スケジュールボード&絵カードセットです。

主な実績
- グッドデザイン賞受賞(2016年)
- かわさき基準(KIS)認証福祉製品(2017年度)
- 返品率1%程度(2020年〜、40ページの使い方ガイド同梱により返品率が大幅改善)
- 二世代目コバリテで大きく価格低減 (2022年〜現在)
- 累計販売2,000セット以上(2016年〜現在)


「息子のパニックが減りました」「朝の支度がスムーズになり家庭が爽やかになりました」など、多くのご家庭から喜びの声をいただいています。
📚 理論統合者
TEACCH(構造化支援)とABA(応用行動分析)を統合した独自の理論を構築。
理論研究の取り組み
- TEACCHとABAの統合理論:TEACCH構造化の代表的支援である「スケジュールと視覚支援」の効果をABAに代表される行動分析学のモデルで解き明かし、全体像を示す
- 早期療育との接点研究:ESDM、JASPERなど早期療育手法とTEACCH構造化の融合を探求中
- セミナー・学会での発信:専門家のノウハウをわかりやすく親に届ける場づくり
- 発表論文:日本自閉スペクトラム学会研究大会で3本の研究稿を発表(2023年、2024年)

代表者メッセージ
なぜこの事業を始めたのか
三男は重度自閉症です。パニックと癇癪が絶えない日々の中で、妻と共に療育を学び、支援グッズを手作りしてきました。
自閉症の研究は世界中で50年以上の歴史があり、効果のある療育や支援の手法は既に確立されています。しかし、それらの内容は多義にわたり、高度に見えたり幼稚に見えたり、時には専門家でさえ間違った解釈を提唱してきた歴史があります。自閉症に初めて接する者、特に親にとっては、どこに正解があるのかとてもわかりにくい領域です。
また、療育や支援にはツールやグッズが必須になりますが、それを使いやすい形で提供している製品はほとんどなく、ツールやグッズは手作りが当たり前*風潮がありました。
- 「専門療育をやりたいが、難しすぎる」
- 「その支援は知っているが、効果があるとは思えない」
- 「グッズの準備が大変すぎて、その支援を試せない」
- 「流行り物を使ってみたけど、効果がなかった」
そんな声を多く聞いていました。
私は、工学博士として、また野村総合研究所での経験を活かし、「本当に使いやすく効果のある支援グッズ」を開発することを決意しました。
目指している世界
すべての自閉症児とその家族が、適切な支援を受けられる社会
そのために必要なのは:
- 使いやすい支援グッズ(準備が簡単、効果が出る)
- 効果の出る使い方情報(何を選べば良いか、どう使えば良いか)
- 理論の全体像(各アプローチの関係と、効果が出る理由)
古林療育技術研究所は、この3つを提供することで、効果的な自閉症支援の普及を目指しています。
「順番が逆ではないのか?」と感じる方も多いと思います。効果のある療育や支援の手法は既に確立されているとは言え、まだまだ解明されていないことも多く、療育や支援の手法はこれからも改善・発展していくでしょう。理論や支援方法は存在しても、実践する人によってブレが大きいのも自閉症支援の特徴です。やり方のブレが大きいと、実践者のスキルは上達しません。多くの実践者が同じ支援グッズを使うと、やり方のブレは小さくなり、上達も早くなります。特に初心者にとっては、使いやすい支援グッズから入るのが子どものスキル向上の近道だと私は考えています。
当社の支援グッズが、自閉症のお子様を持つご家庭の直接的な手助けとなるだけでなく、他社からも良い製品が市場に供給されることで、暮らしに役立つ自閉症支援の環境が理想に近づくことを願っています。
重度自閉症へのこだわり
多くの専門家は、支援の対象を徐々に軽度自閉症児者にシフトしていきます。しかし、最も支援を必要としているのは、重度自閉症児者とその家族です。
理論とグッズがしっかりしていないと、重度自閉症には歯が立ちません。重度自閉症に有効は手法は、形を少し変えるだけで軽度にも発達障害にも有効です。思いやりは重要ではあるものの、支援の要にはなりません。子どもの成長こそが思いやりの燃料だと思います。
私は、重度自閉症児を育ててきた父親として、重度自閉症児に寄り添う支援にこだわり続けます。
略歴
学歴・職歴
| 年 | 経歴 |
|---|---|
| 1982年 | 岡山県立倉敷南高等学校 卒業 |
| 1987年 | 大阪大学基礎工学部情報工学科 卒業 |
| 1992年 | 大阪大学大学院 修了。博士(工学) |
| 1992年 | NEC入社 中央研究所で半導体自動設計やセキュリティの研究に従事 |
| 1999年 | 米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)客員研究員 |
| 2002年 | 野村総合研究所入社 技術調査、新規事業推進、研究開発マネジメント、事業計画マネージメントに従事 |
| 2010〜2012年 | 名古屋大学大学院 客員教授 |
| 2015年5月 | 野村総合研究所を退職 |
| 2015年11月 | 株式会社古林療育技術研究所を設立し 代表取締役に就任 |
| 2024年3月 | 株式会社古林療育技術研究所を岡山県倉敷市に移転 |
自閉症支援の経歴
| 年 | 経歴 |
|---|---|
| 2001年 | 三男誕生 |
| 2003年頃 | 三男が重度自閉症と診断される |
| 2008年 | たすく療育教室に通い始める(〜2020年) |
| 2010年 | iPhoneアプリ「絵カード/C」リリース |
| 2015年 | 斉藤里司氏と出会い、コバリテ共同企画開始 |
| 2016年1月 | コバリテ視覚支援スタートキット発表 |
| 2016年3月 | コバリテ販売開始 |
| 2016年10月 | グッドデザイン賞受賞 |
| 2017年 | 絵カードセンター開始(無料) |
| 2017年度 | かわさき基準(KIS)認証福祉製品として認証 |
| 2019年 | iOSアプリ「コバリテ・コミュニケーション」リリース |
| 2020年 | 【図解】スケジュール表の教え方ガイド(40ページ)執筆 |
| 2022年 | コバリテ視覚支援スタートキットⅡ(第2世代)発売 |
| 2023年 | 日本自閉スペクトラム学会研究大会で研究稿発表(2本) |
| 2024年 | 日本自閉スペクトラム学会研究大会で研究稿発表(1本) |
| 2024年11月 | iOSアプリ「コバリテ・コミュニケーション」提供終了 |
—
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社 古林療育技術研究所 |
| 英文社名 | KOBARITE Co. Ltd (Kobayashi Research Institute of Treatment and Education, Ltd.) |
| 所在地 | 〒710-0048 岡山県倉敷市福島406-5 |
| 電話番号 | 086-476-9990 |
| 設立日 | 2015年11月2日 |
| 資本金 | 3百万円 |
| 代表者 | 代表取締役 古林紀哉 |
| 事業内容 | 自閉症支援グッズの企画・開発・販売 絵カードセンターの運営(情報プラットフォーム) 自閉症支援に関する調査研究 セミナー・カンファレンスの企画 |
| 取引銀行 | トマト銀行 |
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沿革
設立期(2015年〜2016年)
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 2015年11月 | 株式会社古林療育技術研究所設立 神奈川県横浜市に本社 |
| 2016年1月 | コバリテ視覚支援スタートキット発表 |
| 2016年3月 | コバリテ販売開始 ザ・プロンプト・ショップ(直営ネットショップ)開店 |
| 2016年10月 | グッドデザイン賞受賞 |
成長期(2017年〜2019年)
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 2017年 | 絵カードセンター開始(アフターサービスとして無料提供) コバリテ累計販売100セット達成 |
| 2017年10月 | 横浜市の販路開拓支援事業(SBIR)の認定を受ける |
| 2017年度 | かわさき基準(KIS)認証福祉製品として認証 |
| 2018年2月 | コバリテ累計販売500セット突破 |
| 2018年11月 | 横浜知財みらい企業の認定を受ける |
| 2019年3月 | iOSアプリ「コバリテ・コミュニケーション」リリース |
| 2019年11月 | コバリテ累計販売1,000セット突破 |
充実期(2020年〜現在)
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 2020年 | 【図解】スケジュール表の教え方ガイド(40ページ)執筆 コバリテに同梱開始(返品率が3%→1%に改善) |
| 2020年12月 | ザ・プロンプト・ショップ新店舗開店(スマホ対応強化) |
| 2022年4月 | コバリテ視覚支援スタートキットⅡ(第2世代)発売 従来製品の半額を実現 |
| 2023年8月 | 日本自閉スペクトラム学会研究大会で研究稿発表(2本) |
| 2024年3月 | 岡山県倉敷市に本社移転 |
| 2024年8月 | 日本自閉スペクトラム学会研究大会で研究稿発表(1本) |
| 2024年11月 | iOSアプリ「コバリテ・コミュニケーション」提供終了 |
| 2024年11月 | コバリテ累計販売2,000セット突破 |
主な受賞・認証
| 年 | 受賞・認証 | 詳細 |
|---|---|---|
| 2016年 | グッドデザイン賞 | コバリテ視覚支援スタートキット |
| 2017年 | かわさき基準(KIS)認証福祉製品 | 川崎市による福祉製品認証 |
| 2017年 | 横浜市SBIR認定 | 販路開拓支援事業の認定 |
| 2018年 | 横浜知財みらい企業認定 | 知的財産を積極的に活用した経営 |




製品・サービス
コバリテ視覚支援スタートキットⅡ

自閉症児のためのスケジュールボード&絵カードセット
- 製品サイト: https://kobarite.jp/
- 購入: https://www.theprompt.shop/
絵カードセンター

自閉症支援グッズの情報プラットフォーム
- URL: https://ecard.theprompt.jp/
- 月間訪問者: 1.5万人
- サービス: 絵カード作成ツール(無料)、グッズ選びガイド、支援ノウハウ
取引銀行
- トマト銀行 (https://www.tomatobank.co.jp/)