自閉症児向け「コバリテ視覚支援スタートキット」が 販売100セットを達成

ニュースリリース
報道関係各位

2017年2月1日
株式会社古林療育技術研究所

自閉症児向け「コバリテ視覚支援スタートキット」が
販売100セットを達成
〜 使いやすさで、家庭の支持が広がる 〜

株式会社古林療育技術研究所(所在地:横浜市、代表取締役:古林紀哉)が開発した、自閉症の子どもの日常生活を助ける「コバリテ視覚支援スタートキット」の累計販売数が1月で 100セットを超えました。この製品は昨年1月に発表し、同年3月から自社サイト中心に販売しています。(最多価格帯:35,640円)。

ベストの支援方法が家庭では嫌われていた

自閉症の子どもは、頭の中で優先順位を考えて行動することが不得意です。自閉症の子どもは自分勝手に動き回ることが多く、するべきことを伝えても、嫌がって暴れたりします。自閉症の子どもに規則正しい生活リズムを教えるには、行動の順番を絵カードで見せることが有効です。その手法は「スケジュールと視覚支援」と呼ばれ、自閉症療育の分野で大きな成果を上げている手法です。

自閉症の子どもは手先が不器用です。不器用な子どもでも使える絵カードは、手作りが必須でした。しかし、多くの家庭では適切な絵カードを作ることができません。そのために、家庭ではスケジュール表を使った子どもの支援が不十分になっています。

道具を標準化し、家庭のネックを解消

当社は「支援の標準化」をコンセプトに、家庭でも支援の成果を出せる製品を開発しました。

  • 特徴1) 独自のスイッチ構造のカードフォルダー: 不器用な子どもでも使える。
  • 特徴2) 差し替え式のカードフォルダー: 子どもに合わせて内容変更ができる。

コバリテ視覚支援スタートキット
概要:自閉症の子どものために、絵カードとスケジュール表を用いた療育を始めるためのオールインワン製品。
モデル:エントリー、スタンダード、デラックスの三種類。
価格(税込): 21,600円、35,640円、59,400円。
詳細:http://theprompt.jp/lp-vak-02

お客様より支持されている内容(お客様の声より抜粋)

  • 到着後すぐに使用。子供も喜び、自ら、注目枠を翌朝動かして終了BOXに前日の予定を片付けていて、私自身が驚きました。(佐賀県のSM様)
  • コバリテで朝の流れを見せて「トイレです」と伝えると、直前まで嫌がっていても、すんなりトイレへ行けるようになりました。(秋田県のS様)
  • 今まで、自分でいろいろスケジュールボードや絵カードを作りましたが、なかなかうまくできませんでした。(大阪府のHN様)
自閉症療育「スケジュールと視覚支援」をもっと身近に

当社では今後、動画を使った情報発信により、「絵カードは簡単に作れる」、「家庭でもスケジュールと視覚支援を始められる」という点を啓蒙してく予定です。


株式会社古林療育研究所の概要
所在地: 横浜市青葉区あざみ野4-16-1
代表者: 古林紀哉
設 立: 2015年11月
資本金: 300万円
電 話: 045-903-0885
ホームページ: https://www.kobarite.co.jp
設立経緯:代表が自閉症児の父親として、長年作り続けた支援グッズのノウハウを他の家庭に還元するために設立。使いやすく誰でも成果が出せる支援製品の企画・販売を目指す。
代表者略歴: 大阪大学卒、同大学院修了。博士(工学)。日本電気、野村総合研究所を経て独立企業。

※当社では取材のお申し込みを随時受け付けております。

このニュースリリースに関するお問い合わせ先

株式会社古林療育技術研究所
担当:古林
TEL:045-903-0885

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